液体ヘリウムの供給

供給時刻は予約状況を参照して下さい

供給日  250L以下の容器 毎週火曜日9時30分から  250L超えの容器 水曜日午前(申込が有ったときのみ)

申し込み 供給日の前の週の金曜日午後5時までにメールでお願いします。

申込先  メールで受け付けます。アドレスは職員に確認してください

件名:「(供給日m/d)(研究室名)ヘリウム供給申込」

容器容積(L),供給時の予定容器残量(L),担当者名,連絡先その他

(必要なら希望供給量(L),希望供給時刻(ただし希望通りにならない場合があります))

キャンセルの可能性がある場合にはその旨記載して下さい。一番最後に供給するように時刻を設定します。

キャンセルはできるだけ早く連絡下さい。

液体窒素予冷の容器への供給は9時30分からの1件だけが可能です(時刻の変更はできません)。すでに予約されている場合は翌週以降となります。

申し込みの受付、供給予定時刻の確認 以下の URL をごらん下さい。

http://cryo1.pc.uec.ac.jp/cryo/RliqHe.html

受付情報はメイルを受け取ってできるだけ早いうちに記載するようにします。

供給予定時刻は月曜日正午までには確定しています。

供給は各研究室で行ってもらいます。自分の容器の状態を良く把握しておいて下さい。

必要なら前日までに容器の予冷を行っておいて下さい(9時30分の供給に間に合うように窒素抜きを行って下さい)

 

供給操作

1. 液体ヘリウムが残っている、または77K以下に冷えている容器

 1.容器をヘリウム回収配管に接続する

 2.バルブ(HV580)を全開にする

 3.現在液量を報告する

 4.トランスファーチューブをセットする(無理な力がかからないように)

 5.液体ヘリウム自動供給装置の設定

ヒーターを自動にする(最初でなければ既に自動になっている)

LHe 供給を自動にする(バルブが開き液が流れ出す)

 6.ボールの膨らみ方によりバルブ(HV580)を調整する(回収圧力約200mm)

直径12センチ位(筋が残っている状態)(約45度の開度)

 7.監視画面を見て溜まり初めを確認する(圧力が低下する)

トランスファー所要時間(100L以下の容器:5分〜40分, 約30〜40L/10分)

 8.監視画面を見て回収圧力が急上昇したら終了(400mmで自動停止する)

自動停止しない場合は非常停止ボタンを押す

 9.トランスファーチューブを取り外し栓をする(無理な力がかからないように)

10.配管金具を良く温める(金属部分を温める)

11.液面を測定する(容器を取り外した後でも良い)

12.容器を回収配管より外す

13.回収配管の栓をする(減圧回収なので開けっ放しだと空気が入ってしまうから注意)

14.伝票を提出する(液量は供給前後の測定値の差を記入する)

回収量を正確にチェックする必要があるため必ず測定しその差をとること

 

2. 液化窒素で冷却してある容器

 1.液化窒素の追い出し

窒素ガスを用いて追い出す(圧力0.2〜0.4 kg/cm2

 2.暖かい(室温の)パイプを使って液化窒素が完全に追い出されたことを確認する

 3.バルブ(HV580)を閉じ、容器をヘリウム回収配管に接続する

 4.トランスファーチューブをセットする(無理な力がかからないように)

 5.真空ポンプを ON にした後、真空バルブ(HV917)を開ける

 6.液体ヘリウム回収配管の圧力計 PI580 の表示が -0.1MPa となるまで排気する

 7.真空バルブ(HV917)を閉じ、真空ポンプを OFF にする

 8.リーク弁を開く

 9.液体ヘリウム自動供給装置の設定(ヘリウムが残っている場合の5.に同じ)

   ヒーターを自動にする(最初の供給でなければ既に自動になっている)

   LHe 供給を自動にする(バルブが開き液が流れ出す)

10.ボールが膨らんだらす早くバルブ(HV580)を開ける

以降(ヘリウムが残っている場合)の6.へ行く

 

注意

トランスファーの済んだ容器は直ぐ持ち帰って下さい

供給時刻を厳守して下さい

分からないことが有れば質問して下さい

 

100L 容器へのヘリウム供給

ヘリウム液化機と監視装置